原始反射にはたらきかけるワークショップ〜小学校の体育授業で!〜

こんにちは、福田です。

今日は、空気がツンツンと冷たさを感じます。

皆様のところではいかがでしょうか。

さて、昨年度から栃木県の芳賀町でお仕事をさせていただいています。

小学校の体育の授業で、原始反射に働きかけるワークショップです。

低学年から高学年の子どもたちと一緒に身体を動かしています^^

目的は、「集中力、聴く力」へのアプローチです。

正直、私は臨床心理士として仕事をしてきたので、個別対応の経験しかありません。

3〜5人の小集団なら取り組んでいますが、元気な子どもたちのいる30人前後のクラスを仕切るのは全く想定できず。

みんなでできるもの。

楽しすぎてハッチャケ過ぎず、集団をコントロールできる範囲の活動。

できないからつまらない、と参加できなくなる人が出にくい活動。

しかし、反射に働きかけられる活動。

集団の展開が読めず、お世話になった指導主事の先生に相談したり、ブレインジムインストラクターにアクティビティを教わったりして、だいぶ慣れてきました。

聴覚や落ち着きに関係のある「ガラント反射」

読み書きに関係する「非対称性緊張性頸反射」

書くなどの手作業に関する「手と口のバブキン反射」

などに主に働きかけます。

今年度は、一歩踏み込んでモロー反射と恐怖麻痺反射に働きかける活動も取り入れています。

この2つの反応に働きかけると、子どもによっては反応が大きいです。

やはり小競り合いや言い合いが起きます。

それを発散する鬼ごっこをします。

「フィッシュ!」という鬼ごっこのバリエーションです。

一般社団法人日本ムーブメント・ベース・ラーニング協会さんで主催した去年の春に開催された講座で、海外講師さんが紹介くださったアクティビティです。

私は参加できなかったのですが、復習会で教えていただきとても楽しかったです。

思いっきり走り回る子どもたちは、弾ける豆のようです。

じっとしているよりも、身体を動かして活性化した神経系に何度も電気を流すことでその神経系が強化されていくと考えています。

授業の始めと終わりに、身体の動きをチェックします。

授業の始めは、

しゃべったり、ゆらゆら不安定だったり、ゆっくりだった動きが

授業の終わりには、

シーンと静まって片足立ちがピタッとしたり、

スピーディに手を動かしたり、頭と腕が別々の動きができるようになっていて、

子どもたちの表情が違います。

見ている先生方が「お〜〜〜」と言ってくださるので嬉しいです!

声をかけてもしゃべらなかった子も、終わった後に話しかけると、しゃべってくれたり、笑顔が見られます。

こういう仕事は楽しいです。

学校ではもっともっと体育を大事にして、今の2倍にしてもいいのでは、なんて思ってしまいます。

外にいる人は簡単にこういうことが言えます^^

先生方ももっとこんな活動をさせてあげたいと思うのものがあっても、あの教科書が全て教え終わらなくなってしまうので、それができないんですよね。

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【2019年ブレアクの活動】

2/2(土)10~13 教育ボディワーカー入門講座(宇都宮)
残席3名さま

2/3(日)10~17 専門職向け頭のタッチセラピー講座(江東区)
満席!感謝🙏

2/17(日)9:30~12:30 教育ボディワーカー講座入門講座(盛岡)
2/17(日)13:30~16:30 教育ボディワーカー初級講座(盛岡)
残席15名さま

3/23(土)10~13 ご家族向け頭のタッチセラピー講座(大分) 残席6名さま
3/24(日)9~16 専門職向け頭のタッチセラピー講座(大分)残席4名さま

4/13(土)13~16 教育ボディワーカー入門講座(品川)
残席4名さま

6/15(土)ブレアク1周年記念セミナー
ポリヴェーガル理論 講師:浅井咲子先生(都内)

9/8(日)発達と母子に関わる栄養学についてのセミナー
6時間 講師:柳永善先生

随時、お申し込みを承っています^^

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今日もみなさまにとって良い1日となりますように✨

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