ブレイン・アクテイベート協会の成り立ち
私たちは、主に発達支援の場に身を置いて仕事をしてきました。今まで発達支援やブレインジム、そしてリズミック・ムーブメント・トレーニングを始め多くの研修を受講する中で、一つの問題を解決するには、多くのアプローチがあることを学びました。目の前のお子さんやご家族のために、その時その時の最前の努力を尽くしてきた時に、これまで学んできたやり方とは違う働きかけが非常に役立つことがある、という目から鱗の体験をしてきました。
特に、運動や身体のケアといったボディワークが、脳の働きに影響を与えることにはとても驚きました。
このことを多くの方々が手軽に知ることができたなら。
すでに存在している素晴らしい先達の知識や経験を、保健・療育・保育・教育・福祉・医療・家庭などの場で生かせたなら。
大人も子どもも伸びやかに笑顔で生活できるのではないか。
そのお手伝いをしたいという願いを込めてブレイン・アクティベート協会を設立しました。
ブレイン・アクティベートの由来は、「さまざまな側面から働きかけることで、健康に『脳を活性化』することを目指す」ということです。
本協会は、「発達支援」を主軸に、子どもから高齢者支援まで、脳とからだをつくる栄養・食事などについて、さまざまな領域にまたがり「人間全体を考える講座」をみなさまにお届けします。
【人間全体を考えるって?】
みなさんがご存知の通り、私たちの身体は脳、自律神経系、内臓、手足など、それぞれの部分が独立して働きながらも、「脳は脳だけ、肝臓は肝臓だけで完結しているわけではなく」、お互いに影響し合い、支え合って働いています。
同様に、言葉や勉強、歩くことといったさまざまな力は、それぞれが単独の能力ではないでしょう。
あらゆる力がお互い支え合って成り立っています。
本協会は、人間をケアするために「脳・からだ(筋骨格系・内臓・自律神経系等)・運動・栄養・関わり方など」の知識・経験を、さまざまな領域の垣根を超えて分かち合います。
一緒により良い支援を求めて進化しましょう!
【ブレアクの講座について】
保健・保育・教育・福祉・心理・徒手療法などさまざまな職種の垣根を越えて、人や知識のつながる場を創出します。
そして、「神経発達症にはたらきかける“ボディワーク”」が、保育と療育や特別支援教育など、人の成長を支えるスタンダードな支援の1つとして広まるよう努めます。
人の成長を支えるみなさまが、本協会の講座を通じて、より専門的なボディワーク講座(ブレインジムやBBAs、リズミック・ムーブメント・トレーニング、フェルデンクライス、動作法、カイロプラクティック、タッチ・フォー・ヘルス、TFTタッピング他)に多くの方が親しみを持たれるように、ブレアクの講座はみなさまが各種講座でじっくりと学びを深める前の準備や導入の役割を果たします。