こんにちは。

代表の福田あかりです。

今日は部分日食がありましたね。

ご覧になられましたか。

日本からは見えないようですが、1月21日は満月で皆既月食だそうです。

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さて、ブレアクの活動理念というか、想いや願いについてお話しします。

私は心理師で元々は精神科などで働けたらと思っていましたが、なぜか発達支援と縁があり、どっぷりとこの世界にはまってしまいました。

仕事を始めた頃は、知能検査とペアレント・トレーニング、SST、認知行動療法などを中心に仕事をしてきました。

発達でこぼこさんと出会う中で、ご家族にアドバイスをした時に「それはもうやっています」、「やってもうまくいきませんでした」、「子どもの訴えが強い、いつまでたっても止まない」という悲痛な訴えがあり、そのたびに無力感を抱きました。

また、お子さんにSSTのトレーニングした時に、「どうしてそれがいけないの?」、「僕は嫌われてもいい」と言う言葉に、取りつく島もなく、どうやって理解してもらったらいいのか途方にくれました。

社会的なルールや人に好意的に思われる立ち居振る舞いは、人社会で生きていくには便利なものです。

それを身につけられずに育っていくことをとても不憫に思いました。

その一方で、無難に生きるためのルールを身につけさせることは、子どもを四角い固い箱に一生懸命はめようとしている作業にも思え、本当にこれは子どものためなのだろうか?とバカバカしくも感じました。

また、暴力を振るうお子さんにも会いました。

5歳、6歳と言えど、暴力を振るってしまった自分に「もういなくなりたい」、「自分なんていない方がいいんだ」とつぶやきました。

彼の中で暴れ狂う怒りを、彼自身も私たち大人もどうしようもできませんでした。

もちろん理解し、個別に丁寧に見ることで軽減してはいくのですが、それには多くの時間と犠牲が必要でした。

例えば、半年、1年じっくり見守りましょうというと、その間に乱暴を振るわれた友達や物品が壊れ、その子の対応に個別で関わればその他の子どもたちは耐える時間を強いられます。家庭でそれが起こっても同じことです。

本当にこれは落ち着いてくるのだろうかという見通しのない中で、お互いの家族も傷つくし、先生方も無力感に陥ります。

ゆっくりと諦めず、彼らやご家族の痛みに寄り添いながら私なりに関わってきましたが、いつも彼らを見送る時、その背中に「今夜、家族とどんな風に過ごすのだろうか」と気がきではありませんでした。

こんな風に行き詰まった時、「とにかく病院に紹介する」というマジカルな方法があります。

私たちには到底、手に負えない、あとは病院任せるしかない、という気持ち、私もわかります。

しかし、病院に通ったからといって魔法のようにすぐに解決するものではないのです。

療育に通えばすぐに行動が落ち着く、と信じたい保育・教育現場の方々の気持ち、痛いほど伝わってきます。

それは問題が起きなければいいという無責任な思いではなく、問題が起きることで「その子自身が傷つく状況」から守ってやりたいという大人の真摯な願いからです。

病院や療育の現場で仕事をしてきたものとして言えることは、私はそうできる手段をあまり持ち合わせていませんでした。

こうした場面で問題となるのは、ご家族も日々関わる保育・教育現場の方々も、自分にできることはないと誤解してしまうことです。

そうしてあちこち療育に通われるご家族もいます。

この必死な思いを受け止める手立てがなかなかないのです。

ブレアクでは、ご家族の手こそ、そして保育・教育現場の先生方の手こそ、子どもの神経系をケアし、神経系をつなぐ豊かな資源だと考えています。

もちろん一緒に体を動かす方法もあります。

「その子のためにできることがある」

「自分に役立つことができる」

こうした思いを持てることが、でこぼこさんたちに関わる方々にとって安心感になると考えています。

私にとってもそうでした。

だからボディワークをもっと知ってほしいし

原始反射から理解する発達のプロセスについての知識が一般化されればと考えています。

今、関わっている保育園で日々働きかけてくださった結果、顔がポワンと大きく膨らんでいて首のなかったお子さんたちに首ができたり、座位の背筋がまっすぐになったり、「キーッ」と叫ぶ癇癪がなくなったり、言葉が増えてきたりと2〜3ヶ月で変化が見えました。

私も驚きましたが、先生方も驚いていました。

ボディワークで数分で改善する、ということもありますが、その状態が定着するにはやはり日々の積み重ねがものを言います。

お子さんと日々を一緒に過ごされるご家族、保育士さん、学校の先生が当たり前の知識として持てるように、

ブレアクではそうした知識やボディワークについて、手に取りやすく、わかりやすく伝えていきたいと考えています。

そうして10年後には簡単なボディワークが療育・保育・教育におけるスタンダードな支援の一つに組み込まれ

子どもがそれぞれの強みを生かし、のびのびと力を発揮し笑顔で毎日を過ごしていること

その成長を大人がともに共有し喜ぶ社会になっていたらいいな〜と思います。

ブレアクはそんな近未来を目指して尽力します\(^o^)/

今日も読んでくださりありがとうございます。

明日からもみなさまにとって素敵な1週間となりますように。