【自己紹介】こんにちは！代表の福田あかりです 1/4

こんにちは。

代表の福田あかりです。

さて今回は、私のことについて自己紹介します＾＾

栃木県の益子焼きをご存知でしょうか。

私はその陶芸家の娘です。

私はこれが自分にとって普通のことなのですが、お話すると「へー！」と言われるので、私の特徴を構成するパーツなんでしょう。

益子町は濱田庄司さんから始まる益子焼きの町です。

特徴は、なんでもありの焼き物です。

有田焼、信楽焼、伊万里焼などどこも伝統ある焼き方があり、そこに弟子入りしてその技法で焼かなければなりません。

益子焼きはその点が自由なのです。だから益子焼きの作家さんは30年前から作風がバラエティに富んでいます。

それで益子で焼き物をしたいという人が県外のあちこちから移住してくる町なのです。

芸大卒の聡い方も多いです。

益子町は代々益子に住む人と、移り住んできた（愛しき）変人と共存する町です。

この法則からいってもそうでなくても父は存外、変わり者でした。

今思えば伝説がいろいろあります。

例えば、陶芸家になったきっかけや経緯は…

もともと父は大分県出身で虚弱体質でした。

きょうだいの長男さんは、都内で土木関係の会社を立ち上げて親戚を呼んで仕事をしていましたが、父は体が弱かったからなのか？、父の兄（伯父）とパラオで旅行のマネージメント、ツアーコンダクターといった観光業の仕事を多分適当に＾＾していました。

毎日、海に素潜りして魚をとったり釣ったりゆるゆるした生活だったように聞いています。

そこへ母が旅行に来て出会って結婚したわけです。

結婚後、父の貯金のなさや楽天的、いや先のことを何も考えていないことに母親はびっくりだったそうですΣ（・□・；）

まだまだ母の苦難は続きます＾＾

本当はパラオでまったり生活するつもりが、私が生まれた後、なぜか仕事を辞めることになっていてこの際だから日本で生活するかということで帰国することになりました。

父が先に帰国し、母が荷物をまとめて私を連れ帰国することになりました。

母1人で荷物をまとめ部屋を片付け私を連れてくることはとても大変だっただろうと思います。

そうして母が成田空港から移動中の車内で、父が「陶芸家になる」宣言をしたのでしたΣ（・□・；）

母は唖然…

父は日本に先に帰国して何をしていたかというと、新居や仕事を探していたのではなく、いや探していたことになるのか。

茨城県の画家の友人を訪問し、その友人に陶芸家の友人を紹介され、その仕事を見て自分もやりたい！と思ったということなのです。

しかし、母は期待しました。

よもや親戚や厳格な祖母が止めないわけがないと(๑>◡<๑)。

残念ながら厳格な祖母を始め、親戚みんなが「応援する！頑張れ！」と心から応援し送り出してくれたのです！

(・Д・)(・Д・)(・Д・)

母は誰にも不安を言えずそれはそれは恐ろしい泥舟に乗った心地だったでしょう。

母はもともとお嬢さん育ちでしたから、人生の大転換が起きたわけです。

そうして私達家族は縁もゆかりもない益子に移り住み、父は窯業技術支援センター（陶芸の学校）に通い始めます。

（次回に続く）

ドクタースランプあられちゃんが流行っていた時に。

帝王切開で生まれた私は、筋緊張が低くぼーっとしていますね。

長靴は左右逆。父が履かせた模様。