登園・登校しぶりを原始反射から理解してみよう!

おはようございます。代表の福田です。

良いお天気で気持ちが良いですね〜〜^ – ^
行楽日和、みなさま休日を満喫されますように✨
さて、昨日に引き続き、「不登校」のテーマで、今日は「登園・登校しぶり」について書きます。
【登園・登校しぶり】
私は、幼稚園・保育園の巡回相談のお仕事もさせていただいています。
その時に出会うのが、登園しぶりのお子さんです。
朝から登園が近づくと「行きたくない」と言ったり、なかにはお腹を壊すお子さんもいます。
登園してしまえば問題ない、というのです。
登校しぶりもこれと似た状況がしばしばあります。
先生によっては、連れてきてしまえば大丈夫なんだからと、ママに「とにかく学校に連れてきてください」と繰り返しお話しされたりもします。
こういう場面でも
ママが子どもに甘すぎる
ママが子どものわがままに振り回されている
と思われがちです。
園や学校でしか会わないので、その場面しか見ていない先生からすれば、当然のことでしょう。
【よく休む子】
登園・登校しぶりのあるお子さんは、よくお休みする、ということがあります。
風邪をひいたとか体調不良ですぐに休む、休みが多い、ということで話題になったりします。
そうなんです。
とてもデリケートなんです。
園や学校からすると、「休ませてしまう親が甘い」、というふうに思ったりします。
だって、翌日はケロッと普通に登校するのですから、「本当に体調が悪かったんだろうか?」と疑問に思っても当然です。
外から見ると、本当に本当に、っど〜〜しても、誤解されやすい子どもたちです。
そして、ママたちも誤解されて窮地に立たされます。
先生からは「ちゃんと登校させて」と言われ
家族からは「お前が甘い」と言われて
孤立無援な状況で、「誰がこの子についてわかってくれるだろうか」と、戦々恐々としてカウンセリングにいらっしゃるママたちのなんと多いことか。
前置きが長くなりましたが、登園・登校しぶりは本当に誤解されやすいな、と実感するのです。
お子さんにとっての「キーパーソンであるママ」が矢面に立ち、ダメージが最も大きいかもしれません。
【原始反射から理解する】
ここに原始反射についての理解があれば、子どももママも追い詰めなくて済むのです。
登園しぶりや登校しぶり、また不登校には、「恐怖麻痺反射」が関わっていることが多いようです。
カウンセラーさんはよく、「緊張の強い子」と表現をします。
性格なのか病気なのか、その度合いがわかりにくいので、周囲に伝わりにくい言葉かもしれません。
だから恐怖麻痺反射がお子さんに起きていることをお伝えするとママはほっとされます。
子どもが悪いわけではない、ということ。
 
ママが悪いわけではない、ということ。
 
何か働きかける手立てがあること。
こうしたことでママに希望を感じるようです。
ママにはこう説明します。
感覚情報の処理をする脳神経系がまだ細くて、
情報処理がうまくいかないので、
みんなが平気な「見る聞く触るなどの感覚情報」に、
怖い!
と感じてしまうんだよね。
と。
身体からアプローチすることで、
「人に会うことやクラスの中に入ることへの圧迫感が和らぐ可能性があります。」
とお伝えします。
恐怖麻痺反射にゆるやかに働きかけることで、
外出ができるようなる
家庭訪問に来た先生に挨拶できるようになる
週に1回登校する
給食を食べられる
友達と会える
など少しずつ変化が見られるようになる子どもたちを見てきました。
登園しぶりについては、幼児期なので反応が早いですね。
登園しぶりが見られなくなることや、園で無表情だったのが笑顔が見られるようになったり、しゃべるようになったり、友達に話しかけるようになったりと変化が見られたりします。
とても自然にそういう行動が出てくるのです。
そしてこれは私の成果ではなく、
自ら育っていく子ども自身の力
日々のママのお子さんへの働きかけ
先生たちが時間を割いて丁寧に関わってくれること
それらの成果です。
こんなふうな仕事ができるのは私も嬉しいなと感じます。
様々な観点があります。
ここでは、原始反射から見た理解の仕方をご紹介しています。
みなさま、今日もどうぞ良い一日を!
代表理事 福田あかり

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